2010年11月30日火曜日

佐渡 新穂から下新穂へ

息子が
新穂の借家から
新しい下新穂の借家に引越す

古藤さんの口利きで
渡部さんの家を借りることになった
古藤さんは引越しの準備もしてくれ
いろいろと息子のサポートをしてくれる

ありがとうございます!


今までの家から
車ならほんの3分ほどの距離

しかし、新穂の街中とは
まったく雰囲気の違う町だ

目の前は田んぼと畑
納屋付きの南向きの借家は
隣との距離が十分にある
隣がまさしく「くっついている」
新穂の家とは大違い


本当に「くっついている」家は
東京では見たことがなかった
こういう街もあるのだなあと
この歳になって初めて知った


新穂の街を散歩して
あちこちに
印象に残るものを目にできた


トキで有名になった新穂
息子が住んだおかげで
本当に身近になった街



               佐助のおばさんにも
              古藤さんにも
              農業の先輩の斉藤さん
             佐々木さん
 中川さん

    いつもお世話になっている小田さん
もちろん山田さんにも
本当に感謝します

ありがとうございました!

下新穂でも
息子よ頑張れ・・・

★★

11月21日散策

2010年11月27日土曜日

収穫、そして来年・・・


たぶん今年最後の収穫
庭のゴーヤとオクラをとってみた

オクラはとても硬くて
食べられそうもなかったが
一応しっかり実ってくれたので
とってみた



ゴーヤは大きさもまあまあで
食べられそう
こんな時期まで
実ってくれるのですか・・・
ありがたいことです

さっとお湯に通したオクラを切ってみた
やはり硬い
繊維がまるで木のようだ
中の種も少し色づいているような気もする・・・

それでも食べてみた
がりがりするような食感だが
食べられないことはないし
独特の粘り気もあるし・・・



ゴーヤは薄くスライスし
少し塩でもんで
そのまま食べてみた

さっぱりしていて
しゃきしゃきしていて
苦みもそれほど強くなく
おいしい!
ウィスキーに合うし
日本酒にも合いそう!

来年もまた種を蒔いてみましょう

- Nobu -


2010年11月23日火曜日

晩秋の佐渡 そのⅡ

今回佐渡へ行ったのは
息子のことをいろいろと気にかけ
世話をしてくれている
NPO法人の「結(ゆい)」で
蕎麦の会があり
それに参加したいということも
目的のひとつでした


医療関係の先生の講演会後の
親睦会として行なわれた会でしたが
私は息子と夜に行われた
その親睦会にだけ
図々しくも参加しました


ボランティアの方たちが作った
たくさんの地元のお料理が並び
結のお隣の方が打ったという蕎麦も出て

講演を行なった医療関係の先生方や
たくさんのボランティアの方がいる中
最初はおっかなびっくり
食べながら話の輪の中に入っていったのですが
お酒の勢いも借り
顔見知りの五十嵐さんだけでなく
色々な方たちと
色々な話ができ
おいしいお料理と
おいしい地元の純米酒とで
おなかも心も
満ち足りた夜になりました




障害者の家族の会の大先輩から
「昔の佐渡には当たり前のように『結』があった」
そんなお話をうかがい
そうですよねと相槌を打ち

小学校の先生との話では、思わず
高得点を取ることだけが価値のあること
そんな物差ししか持っていない現在の教育界が
子供をダメにしていると
教育界を声高に批判し

「佐渡を離れて初めて佐渡の良さに気がつく」というお話に
それはどこでも同じかも知れません、と言いながら
田舎を持たない悔しさを感じ

「子どもたちに必要なのは逞しさと、そしてしなやかさだ」
そんなふうに小児科の先生が仰った言葉には
とても感心し・・・



2年半前に我儘を言って
突然退職・転職し
かみさんや子どもたちには
たくさんの迷惑を掛けています

そんな迷惑をかけられた息子が
何とか大好きな佐渡で独り立ちしようと
もがきながら知り合った人々たちの
その輪のなかに
私も入れてもらい
この歳になって交友関係が広がり
佐渡へ行くことが益々楽しみになる

嬉しいことです・・・


「そろそろ帰ろう」
息子に言われて気がつくと
もう11時
お世話になっているアフタースクールの高柳さんに
「アウトドアの活動のときにはお手伝いさせてください!」
東京にいて何ができると言われて当たり前ですが
酔った勢いもあってそんなことを口にして退席し
いい気分で息子の運転する車に揺られ
家につくと・・・

大きな大きなオリオン座が
満月の月明かりに負けじと
佐渡の雄大な空に
輝いていました

今日もすてきな一日を
ありがとう・・・



  

✩✩✩

  


11月20日


2010年11月22日月曜日

晩秋の佐渡 Ⅰ

佐渡へ行ってきました
19日から21日の3日間
本当に毎日小春日和で
この時期としては異例の
暖かい佐渡を体験できました

といっても、やはり朝晩は冷え込みます
畑の植物の葉や
道端の車は
しっとり露で濡れています

朝の散歩で川べりを歩くと
咲き残ったススキが綺麗
川の中を覗くと
結構大きな魚がいて
ウグイかなあなどと
近所の人とも話しました



畑では
息子が植えたダイコンやカブが
収穫できる大きさに育っていました
10月末に蒔いたマメの種も
もう発芽し始めていました


最近息子は
新穂の佐渡特選市場に
少しですが収穫したものを
出しているようです
まだまだ見栄えの良いものは
出せていないようですが
それでも売れて
ほんの少しは家計の足しになっているのかなあ・・・

今回もまた少しだけ畑を耕し
コマツナやシュンギクやダイコンを収穫し
身体はきつかったけれども
夜見上げる雄大な
そして綺麗な星空も手伝って
心は大満足の3日間でした


★★


11月19日

2010年11月16日火曜日

夢を超えたもの

はやぶさ



7年間もかかって
多くのトラブルを乗り越えて
奇跡的に地球に帰還し
発表がないから
ダメだったのかともうあきらめていた採取物が
1500個も見つかったと
やっと今日発表があった


片道3億kmもの距離を
小さな探査機は旅して
イトカワから岩石の小さな小さな粒を
地球にまでもち帰ってきてくれた

夢を超えたもの
プロジェクトチームのマネージャーから
そんな言葉が出された
帰還してくれただけでも
夢が叶ったと言っていいハヤブサは
さらに大きな業績を成し遂げていた・・・

これからどれだけのことが解明されるのか
私たちの太陽系の原始の姿を
教えてくれるのか・・・

夢を超えたもの
はやぶさよ
あっぱれ!



11月16日

2010年11月12日金曜日

favorite

高田侑の
フェイバリットを読み終えた

この人の作品には
いつも引き込まれる

自分がその場にいるような
そんな錯覚を起こさせる描写


中館さんのお話の場面は
涙が止まらなかった

ロナウジーニョが走り回るシーンは
笑いが止まらなかった

最後のページは
紙面が涙でぼやけているのに
笑みが自然と浮かんできた



素敵な作品を

ありがとう・・・

@@
11月12日 夜
作品展


いつもお世話になっている
ヨークカルチャーセンター上永谷の
作品展におじゃましました

会場は関内にある
横浜市民ギャラリーの3階
大きな4つの部屋に
それぞれ工夫を凝らした展示がされていました


右回りでまわり
2番目の部屋は
本当に落ち着いた雰囲気で
心が休まりました


しばらくこのような世界から
離れていたようです
こういうものに
飢えていたのかもしれません

心がほぐれていくのが
わかりました

ほんの短い時間でしたが
このような空間に居ることができて
本当に幸せなひと時を過ごせました・・・




ありがとうございました!

★★

11月10日見学

2010年11月8日月曜日

佐渡 そのⅢ


息子が
畑にかぼちゃができていると言った


見てみると
不思議なことに
白いかぼちゃだった

いつ植えたんだったかなあ
息子はそんなことを言いながら
熟れて少しヒビが入り始めたかぼちゃを
1つ収穫してくれた

家に帰り包丁を入れてみるが
とても固い

もっとも
丈夫だからと息子が使った包丁は
野菜を切るには不向きな出刃包丁だったが・・・



削るようにして切ってみると
肉が非常に厚いかぼちゃだった
中央の種の部分がほとんど無い

早速息子が煮てくれた
醤油だけの味付けの煮たかぼちゃ




ほんとうに肉厚で
食べる部分の多いかぼちゃであった

口に入れると
ほんのりと甘く
柔らかい感触がなかなか良かった

義母に聞いてみたが
そのようなかぼちゃは知らないと言う


息子のおかげで
佐渡でまた一つ新しいものに出会えた

地球に乾杯!!


  

2010年11月4日木曜日

佐渡 Ⅱ


息子と一緒に
はたけの作業をした

鋤で草が生い茂った畑を耕し
草を取る
普段の運動不足がたたって
すぐに腰が痛くなってしまった

イネ科の植物や
キク科の植物の根は深い
掘り起こすのは本当に大変だ

毎日少しずつでも手をかけ続けなければ
畑はあっという間に雑草がはびこる

2時間作業しても
一銭にもならない
でも畑を耕さない限りは
作物を植え、成長させ、実らせ、収穫することはできない
農業は厳しい
暑い中寒い中、一生懸命今働いて
結果が出るのはずっと先
それが収入に結び付くのかどうかすらわからない・・・


エコという言葉が流行っている
土のことも空気のことも知らないのに
エコ、エコと声高に叫ぶ人も多い

土を耕したことも、木を切ったこともない人が
物を作ったこともない人々が
“地産地消”などと叫ぶ今日

先進国の中では食糧自給率が最低の国・日本
明日の食糧は
いったい誰が作るのだろう・・・


息子の畑で収穫した
小松菜とみず菜をもらってきた
早速おひたしとサラダでいただいた

小松菜は柔らかくて香りがよく
みず菜はしゃきしゃきと新鮮だった
ご馳走様でした!

そして、ありがとう!

2010年11月3日水曜日

2010_10_29~10_31
佐渡 Ⅰ


息子に会いに
佐渡へ向かった

新潟に着いた朝は
街角の気温表示で9℃
東京の真冬の最高気温だ

10月の終わりの新潟で
この気温が普通なのか
それとも低いのか
私にはわからないが
やはりつんとした空気が気持ち良い

新潟駅から佐渡汽船までの道は
もうすっかり歩きなれた道・・・




・・・
・・

佐渡はすっかり秋
金北山の頂上付近は
遠くからでも紅葉しているのがわかる

空は高く
ススキの穂は
しっかり成熟して秋を謳っている

柿の実も色づいて
もう収穫の時期だ・・・